AMR エンコーダ/デコーダ

製品のハイライト

AMR(Adaptive Multi Rate)は3GPP(第3世代パートナーシッププロジェクト)によって制定されたスピーチ用コーデックであり、ビットレートをフレームごとに切り替えられるという特長があります。そのため、携帯電話やPDAに代表されるモバイルハンドセットや、ネットワーク配信サービス用として、様々なアプリケーションに利用可能です。
TMCでは、効率的な数値演算による高速化を図ったソフトウェアIPとして開発し製品化しています。

製品型番

  • エンコーダ :TM1345
  • デコーダ  :TM1346

特長

  • 効率的な数値演算による高速化
  • 標準のCコードでの最適化による高い移植性
  • 各種プロセッサに最適化可能(ARM、MIPS、SH、DSPなど)

仕様

エンコーダ
入力フォーマット PCM(13ビット、8kHz サンプリング、モノラル)
出力フォーマット AMR MIME file storage format, AMR interface format 2(IF2)
対応ビットレート 4.75、6.70、12.2 kbps
対応フレームタイプ SPEECH_GOOD、NO_DATA、SID_FIRST、SID_UPDATE
デコーダ
入力フォーマット AMR MIME file storage format, AMR interface format(IF2)
出力フォーマット PCM(13ビット、8kHz サンプリング、モノラル)
対応ビットレート 4.75、5.15、5.90、6.70、7.40、7.95、10.2、12.2 kbps
対応フレームタイプ SPEECH_GOOD、SPEECH_BAD、SID_FIRST、SID_UPDATE、SPEECH_BAD、SID_BAD