MP3 エンコーダ/デコーダ

製品のハイライト

MP3(MPEG-1/2 Audio Layer III)は非可逆圧縮オーディオコーデックの国際標準化規格で、音楽データの流通・配信フォーマットとして広く普及しています。
本製品は、携帯音楽プレーヤ、スマートホン、カーオーディオ、PCMレコーダ、音声ガイダンス等の製品に適した、低消費電力動作、低消費メモリ、短期間で組み込み可能なソフトウェアIPです。

製品型番

エンコーダ :  TM1315
デコーダ     :  TM1316

特長

  • 独自のコンピュータアルゴリズム「DMNA」により演算量を大幅削減しており、低消費電力動作が可能です。
  • エンコーダはTMC独自のチューニングを施し、低ビットレートから高ビットレートまで高音質です。
  • 各種プロセッサに実装可能なソフトウェアであり、ARMをはじめ様々なプロセッサ用ライブラリを提供可能です。
  • シンプルなAPIインターフェースにより組み込みが容易で、開発期間の短縮に寄与します。
  • ライブラリはスレッドセーフであり、複数ストリーム同時エンコード、デコードが可能です。

仕様

ソフトウェアIP形態 C言語用ライブラリ
準拠規格 ISO/IEC 11172-3(MPEG-1 Audio Layer III)
ISO/IEC 13813-3(MPEG-2 Audio LSF Layer III)
MPEG2.5(デコーダのみ)
サンプリング周波数 8、11.025、12、16、22.05、24、32、44.1、48 kHz(12 kHz以下はデコーダのみ)
ビットレート(Encoder) 32~320 kbps(MPEG-1)、8~160 kbps(MPEG-2、MPEG2.5)
ビットレート(Decoder) フリービットレートを除く規格の全てに対応、VBRに対応
チャンネル構成 モノラル、ステレオ、デュアルモノ
入出力データ形式 16ビットリニアPCM ⇔ MPEG-1/2 Audio ES(Elementary Stream)

使用例